BiggameFishingの日記

オフショアルアーフィッシングが趣味の部屋です。

遠征でのロッドの持ち運びについて 其の三 3辺158cmにあわせてロッドケースを自作


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ここが今回の本題です!

マルチピースとっても、パックロッドから、2ピースや3ピースのロッドが色々あります。

目的によって組み合わせもありますし、どうしてもこれが使いたい!と言うのもあるでしょう。

 

そうすると市販品ではロッドケースが合わなくなってきます。

 

そんな悩んでるときに答えをくれたのが、プラスチック段ボールでした。

まだダイワのケースが発売される前、とあるフィッシングツアー会社の方が試作で販売されているのを見て問い合わせしたものの記事から時間が経っていて在庫がありませんでした。

なので、まあ作って見るかと。

 

今はダイワから発売されていますが、特に作成は難しくないのでサクッと作ってしまうのも良いと思いますので作り方書いてみます。


初めて作ったのがこれです。

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長さ120cmに対応して作ってみたものです。

やり直しなど、かなり雑に作ってしまいましたのであちこち切り貼りしてますし、曲がってます。

が、役目は充分に果たしてくれています。

 

で、今回は二つ目の作成に合わせて作り方を書いていきます。

今回は、長さ130cmで3辺158cmに対応したロッドケースを作ってみたいと思います。

 

まずは材料と道具です。


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まずメインのプラスチック段ボールですね。

ホームセンターに90×180cmのが売ってます。

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そして道具と材料です。

左から

・計ったり切る時のガイドになる差し金

・マーキング用のマジック

・カッター

・網戸の張替工具

・金属のスクレーパー

・コニシGPクリアー

・アルミリベット

センターポンチ

・ハンマー

あと貼り付けできるマジックテープですね。

それぞれの使い方は説明しながらで。

 

①図面をプラダンに書く

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今回は長さ130cmで作ります。

まずは適当な紙に寸法図面書いてプラダンに転記します。

プラダンの厚みを考慮して書いていきます。

外寸で厚み分を配慮する必要があります。

重なる部分は厚みが倍になる、折り畳むときはプラダンの厚み分をあらかじめ削るなど考えながら書いていきます。

コツは折るところは必ず空洞のところにします。

 

②カットする

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書いた通りに切り出します。

切れないカッターだと真っ直ぐ切れないので新しい刃を使うといいです。

 

③折り目をつける(横方向)

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2とどちらが先でもいいと思います。

ここで、網戸のローラー登場します。

横方向?でプラダンの目に沿って折り目をつけるときは、差し金に当てながら真っ直ぐ押し付けながら転がします。

あまり強く押し付けるとプラダンが切れてしまいますので注意してください。癖つける位の気持ちでいいと思います。

ヘラやスクレーパーなど色々やってみましたが力加減が難しく切れてしまうので、この網戸のローラーだと力の加減が丁度良く使いやすいです。

 

④折り目をつける(縦方向)

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プラダンの縦方向は少し強く折り目をつける必要があります。

こっちは、まずスクレーパーなど固いものでしっかり潰してから、網戸のローラーで折り目をなぞります。

縦方向はプラダンの構造壁を綺麗に潰さないといけないので強めに押し付けていきます。

 

⑤折り曲げる

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折り曲げて重なる部分の調整など行います。

折り曲げる時に縦方向は差し金当てながら曲げた方が綺麗に折れます。

特に蓋になる部分と壁になる部分がうまく組合わさる様に調整します。

 

⑥ベルトをつける

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これはなくてもいいと思いますが、開き防止につけてます。100均のスーツケースベルトを使っています。

取り付けにアルミリベットを使うのでドリルでプラダンに穴を開け、ベルトに千枚通しで穴を開けて取り付けます。

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裏からリベットを通して

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センターポンチでリベットの中心を広げてからハンマーでリベットを潰します。

リベットの取り付け方はこの後も同じです。

 

⑦接着剤とリベットで組み立て

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折り曲げて、糊代部分を接着剤で貼り付けた後にドリルで穴を開けリベットで留めます。コニシのGPクリアーはポリプロピレンでもかなり強い接着力ですので、リベットで留めなくても大丈夫だと思いますが保険ですね。

 

⑧ハンドルの取り付け

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持ち運び用のハンドルは、

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補強を接着剤で貼り付けて、ベルト分のスリットをカッターで開けてベルトを通します。

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ベルトを縫い合わせれば完了です。

 

⑨ベルクロをつける

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蓋と本体に両面テープ付きのベルクロを貼り付けます。

運搬時によれないように構造の補強も兼ねて、蓋前面と天面に付けてます。

 

⑩完成!

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これで完成です。

材料を手元にそろえて計画的に作業すれば、一日でできます。

 

一つ目に作った物は実際に飛行機の手荷物預けで使っていますが潰れたり壊れたりせず、軽くて使いやすいです。

元々プラダンは物流業界の運搬用に使われていただけあって軽くて丈夫です。

 

けど、今回はちょっと欲張ってしまい寸法ミスって158cmを微妙に越えてしまいました。。。

まあ、そこまで航空会社も厳密ではないでしょうと期待して使ってみます。

ミスってもすぐに作り直せるのもいいですね。廃棄も切ってゴミで捨ててしまえばいいので。

 

簡単に出来ますのでお試しを!

 

もし自信のない方はこのようなプラダン梱包箱を受託してくれるところもあります。

<各HP参照>

www.notosiki.co.jp 

www.pladan.com

私は使ったことが無いので、どの程度の数量で受けてくれるのか、いくらでできるのかわかりませんが・・・・・・ご参考程度です。

 

次回は、もっと手軽というか、乱暴というか、慣れた方の方法を書いてみます。

 


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  • メディア: スポーツ用品