PENN SLAMMER3 トラブルなく使うコツ 其の一 キャスティングでのトラブル
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ここまで誉めちぎってきたPENN SLAMMER3ですが、やはりアメリカン!
国産みたいに安定利用出来るまで、色々試行錯誤ありました。
同じ悩みを抱えている方もいるかもと思いましたので、いくつか経験したコツを書いてみたいと思います。
【キャスティングでトラブル!】
始めの頃、かなり悩みました。
特に1日投げっぱなしのGTではかなり致命的で、正直少し心折れそうになりました。
一日目はいいのですが、二日目、三日目となるとヨレが強く掛かってしまい、団子やバックラッシュが頻発しました。
が、今ではステラSWより飛距離も出てノートラブルです!
いくつかコツがありますので順番に。
①ラインローラーの対策
これ相当効きます!
ラインローラー部を一度ばらして、ベアリング含め、すべて青いグリスを拭き取り洗浄して、粘度の低いオイルを塗布してください。
ベアリング内部のグリスも洗浄してオイルに変えた方がいいです。
とにかくラインローラーが軽く回る様に意識するといいです。
私はスズキ機工 LSベルハンマー原液を使ってます。
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組み直しの時には、弱いものでいいので必ずネジロック材は使ってください。
これはまた別途書きますが、まずこの青いグリスの粘度が高く、重たいです。
なので、買ってそのままだとラインローラーが働きにくく、糸ヨレの原因になってた様です。
②ラインを巻きすぎない
これはどんなリールでも基本ですが、国産より許容度がシビアです。写真位がベストでした。
(6500HSに8号200mです。使って10m位切っちゃってるのでその辺はご勘弁を)
ラインキャパシティリング(目安線)の一番外側の線位にしておくとベストの様です。
巻けばもっと巻けてしまいますのでキャスティング用の時は注意してください。
(糸巻き量を稼ぎたいジギングの時はギリギリまで巻いてます)
また、どのリールでも一緒ですが、きちんと付属のスプール座金で調整して、ラインが上に寄った「逆テーパー」、下に寄った「テーパー」にならないようにラインを巻きましょう。
「逆テーパー」なら座金を増やす
「テーパー」なら座金を減らす
これは基本ですね。
厚いのと薄いのが入っているのでテーパー度合い見て調整してください。
ステラSWだと巻き過ぎやテーパーでも意外とトラブルなく使えてしまいますが、
SLAMMER3はスプールへのラインの巻かれ方に対して少しシビアなので気を付けてみてください。
③サミングする
これはこのリールの対処方ではなく昔からあるスピニングリールの対処法です。
「どうしてもトラブルが起きてしまう」、「少し調整がうまく行ってない」、など現場で対処するしかない時は、投げたあとにスプールに手を添えて軽くサミングして下のラインを拾って飛び出さない様にしてください。
昔から釣りしてる方だと
「え!今どき?!」
となりますが、今の国産リールから釣りを始めた方だと知らない対処法かもしれませんので。
④スイベルを使う
基本的にラインローラーのヨレ取りが国産のリールほど強く働かないです。
6500HSと19ステラSW14000XGのラインローラーの比較です。
実際にラインが掛かる部分の径はそれほど変わりませんが、構造が大きく違う、ローラーその物がステラSWの方が大きい、と違いがあります。この辺がヨレを戻す効果の違いなのかもしれません。
なので、①と合わせてルアー側にスイベルを付けて対処すると劇的に変わります。
普段は使いませんが、GTでSLAMMER3を使うときだけ使ってます。しかし、当然キャスティングなので、ルアーのアクションに影響しない様、可能な限り小さい方が良かったです。GTだと1/0使ってます。
あと使ってみて、あまりに良いので本当はあんまり書きたくなかったのですが。。。
ダイワのサクサススイベルです!
このスイベルホントによく回ります
<参照>
https://www.daiwa.com/jp/fishing/item/terminal_tackle/fune_te/d_swivel/index.html
色々試しましたが、他の物より、「軽量」、「よく回る」、ダイワのサクサススイベルがベストでした。
回転ならと、ベアリングスイベルも試しましたが重すぎるしイマイチでした。
次回は、その他のトラブル回避について書いてみようと思います。