PENN SLAMMER3 トラブルなく使うコツ 其の二 メカトラブルを防ぐ
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PENN SLAMMER3は国産メーカーと異なり、よくも悪くも割り切って「使える」リールになってます。
なので、細かいことは配慮されてなく、快適に使うには少し手を入れると良いです。
もちろんそのままで使えますが、国産リールのように買ってそのまま手放しで快適に、とはいかないかなあと。
中でも、この青いグリスがクセモノです。
粘度が高いのに全ての部位に使われているので、
・回転が重い
・ドラグの出が重い
・粘度でパーツを引っ付けている
と、なんとなくいろんなアバウトさを、この粘度でカバーしている感じです。
(部品精度が悪いわけではないですよ。組み立てが少し甘い?)
これに起因するトラブル回避、快適に使うために改善をするのが次の作業になります。
①ボディ蓋のネジを付け直す
「何言ってるの?」となるかもしれませんが、粘度の高いグリスのせいか?この粘度で色んなパーツが引っ付いてるのでなんとなく組み上がっていて、組み立てが甘いです。たまにネジ緩んでます。。。
下手すると使用中に緩んでギア壊します。
なので、外してネジロック材付け直して、しっかり締め直してください。
安心して使うためのお作法くらいの気でやっておいた方が良いです。
私は全部バラして、他のグリスを塗布し直していますので、全てのネジにネジロック材付けて組み直しています。
全体的に組み付けは甘いと思って対処しておいた方が精神衛生上も良いかと。
ちなみにネジロック材は、メジャーなロックタイトの赤や青のではなく
・スリーボンド ネジロック TB1401 200g 透明 TB1401200
というのを使ってます。特に理由はないですが透明な方が好きなので。。。。
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②ドラググリスを変える
ここにも青いグリスが使われていますので、全て洗浄して、シマノのドラググリスに変えています。
私はステラSW用の「DG12」を使っています。
これだけでドラグの出だしがよくなります。
③ボディ内の青いグリスを変える
通常はここまではしなくてもいいと思います。オーバーホールのついでにやる位で良いかと思います。
とにかくどこもかしこも青いグリスでベトベトです。
バラして、全部パーツクリーナーなどで洗浄してから、シマノやダイワなどの適切なグリスやオイルを塗布してください。
使うグリスは人それぞれと思いますが、青いグリスより粘度が低い物なら良いかと思います。
私は、バイクいじりなどもするので、
・スズキ機工 LSベルハンマーグリース
粘度が0と2があるので場所や好みで。
・スーパーゾイルグリース
その筋では有名な添加剤入りグリスです。
など、状況に応じて使ってます。
ベアリングは日本製ではないですが、リール程度では十分なものだと思います。
1台試しに日本製のベアリングに入れ換えてみましたが、変えてもあまり差がわからないです。
と、以上になります。
ボディやギア、ドラグなどパーツの精度と強度は十分あると思いますので、愛機を予期せぬトラブルで壊してしまわない様にしてあげてくださいね。
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