19ストラディック 2500SHG 分解 メンテナンス 行って見ました。オーバーホール
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19ストラディック C5000XG 4000XGを購入してよい感触でしたので、最近久しく持っていなかった2500番台の19ストラディック 2500SHGを追加してみました。
で、発売から時間も経っていますので、中古で探して購入しました。
そのまま使えそうでしたが、中古なので使う前に分解、オーバーホールしてみました。
まずはスプール外してスプール座金、スプール受けのイモネジを外します。
0.89mmの六角です。
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それからローター押えのナット緩み止めを外します。
で、ナットを外します。
やっぱりモンキーはBAHCOですね。大昔からずっと使ってます。
いくつかサイズ持っておくと色々便利です。私は155㎜、205㎜、380㎜と持ってますが一番手に取ることが多いのは205㎜ですね。
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次は、後端のボディカバーを外します。トルクスですのでご注意を。
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※こちらもですが意外とT6以下は普通のセットに入っていないので注意を。
私も足りなくて慌てて安物ビットで今回はどうにかしましたが危険ですので。。。
前出の精密セットとなら安心です。
お次はボディを開けます。ボディ2ヶ所、ローター下2ヶ所外します。
ボディの上側がトルクスなので注意してください。
でボディが開きます。
で、ギアを外して
オシュレーション部分を外します。
前方からオシュレーションの支持棒を抜いて、後方の蓋を止めるネジを外します。ここはグリスに埋まっているのでグリスを取ってから作業してください。
次にピニオンギヤを外します。
アルミカラーとギザギザのゴムのパーツを外します。その下にインフィニットを止めているネジが3ヶ所ありますので外します。
その下にピニオンギヤの支持ベアリング押えのネジ3ヶ所外します。
これで、メインシャフト、ピニオンギヤと減速ギアの支持棒、減速ギアが外れます。
これで分解できましたので、洗浄、グリスアップします。
今回は小型番手なので各部抵抗軽減を期待して、グリスは摩擦軽減材の入っているZOILグリスを使いました。多少効果があるとよいのですけど。
また、ベアリングへの注油はベルハンマー原液です。ここまで使っててとてもよい感じです。
ネジロックも忘れずに。タッピングには不要ですね。
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で、組立!
組立は逆の順書で行えばOKです。
が、いくつか備忘録的に注意点まとめます。
<タッピングネジ>
ボディ蓋側から止めるネジやローター部のネジは樹脂に組み付けるためタッピングになってます。閉めすぎにはくれぐれも注意。
<インフィニット>
インフィニットはすぐバラバラになります。取扱い注意です。丁寧に扱えばバラバラにならないですが、ちょっと裏蓋落としたりすると全バラになってしまいます。
(実は一回やらかして小さいバネ探すのに苦労しました、、、)
パーツは外側プラパーツ、中側金属コロ押え、コロ6個、コロ押えのすっごい小さいスプリング6個、裏蓋で出来てます。(写真取り忘れました、、、)
パーツリストにバラ部品表記無いので一つでも無くすとインフィニットごと購入みたいですね。
<ウェーブワッシャー>
ピニオンギヤ後端とオシュレーション後端には調整座金とウェーブワッシャーが入っています。外すときに必ず元の設定を確認するように注意です。
<メインシャフト防水パッキン>
スプール押えのナット止めと一緒にオレンジのメインシャフト防水パッキンがあります。軸に接する部分が凸になるのが上面です。逆にすると防水効果なくなります。
で、完成!
回転が滑らかになりました。
オフショアでの利用メインなので少しグリス多めに入れました。
インフィニットバラバラになったり、座金気づかずパーツクリーナーかけたり、パッキン逆に組んだり、久しぶりに国産リールバラして色々やらかしましたので、皆様のご参考になれば幸いです。
次回、ラインローラーの分解、メンテナンスしてみます。
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