2020横浜釣りフェスティバル 超トンガリ!オフショアアイテムレポート其の五《ロッド編》マルチピースGTロッド
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またまた、猛烈にマニアックに行きます❗
GTロッド、さらにマルチピースのみです。
航空会社の手荷物規制(三辺158cm)適用が広がり、緩和される見込がない昨今、マルチピースの要望は増えていくと思います。
国内では200cmの長さを越えなければ今のところ大丈夫ですが、海外への釣行で引っ掛かり、しぶしぶな感じで追加金払えば乗せてやると言われて支払ったことがある方もいるでしょう。
私も払いました。どうあれ本当に嫌な気分です。
サーフボードやゴルフバックは持ち込み追加金ルールがあるのに、釣具はない。
業界団体が弱いのでしょうかね。もっと働きかけしてほしいものです。
と愚痴が長くなりましたが、
こんなことがあるのでマルチピースが増えてきました。
強度の問題でとても設計や製品化の難しいジャンルですが、昨今メーカーさんの努力で、よい製品が増えてきました。
そろそろ頃合いなので、今回は会場に出ていた新製品をピックアップします。
〈参照〉
https://www.daiwa.com/jp/fishing/item/rod/salt_rd/saltiga_ap20/index.html
モデルチェンジで変えてきました。
前モデルでガッカリだったトップ12番のガイドセッティングも、トップ16番でやる気満々のセッティング。
で、期待したのですがツナロッドでした。柔らかくて重いルアーを投げるセッティングではなさそうです。
前モデルからマルチピースでは完成度は一番高かっただけに個人的に残念です。ツナ狙いの方はよいと思います。
リップルフィッシャー GTX81MH
〈参照〉
https://ripplefisher.com/product/off-shore-game/gtxpedition
マルチピースGTロッドに早くから取り組まれてるメーカーさんです。
GTX803から長く試行錯誤されていましたので、ついに来たか!と言う改心の出来です。
前モデルGTX803Mもそうでしたがマルチピースだと折れやすいので、柔らかさが残りがちでしたが、これはもう同社ワンハーフGTロッドのGT79と変わらない攻めた固さです。
もちろんガイドもトップ16番のセッティングでライン抜けも抜群そうです。
もうひとつ柔らかい81Mもラインナップされ、使い分けがしやすいです。
スミス KOZ.EX-S77GT/3
〈参照〉
http://www.smith.jp/html/03-expedition.html
※まだこのモデルは掲載されていません
大久保幸三さんのコンセプトで設計されているシリーズからも出てきました。
スミスさんのGTロッドはWRC以来歴代良いモデルが多いですが、今回も流石と言う感じで全くマルチピースを感じさせない同社WRCシリーズ同様のバランスのよい竿でした。ガイドもトップ16番のセッティングです。
曲げた感じは後述のモデルと近い感じで適度に張りのある固さで使いやすそうです。
スミス OSP-S76XH/C4
〈参照〉
http://www.smith.jp/product/salt/olp/olp.html
こちらは他のモデルが3ピースで仕上げてるのに対し、4ピースでスーツケースに入る設定です。
前述のKOZ.EX-S77GT/3との違いは
・継ぎ数。KOZは3ピース、こちらは4ピース
・トップと手元以外の間ガイドの違い。KOZはオーシャンガイド、こちらはKガイド
トップ16番のセッティングで竿の調子は前述の通りですので、目的でどちらを買うか決めれば良さそうです。
他にもテンリュウさんのスパイクトラベルなども昨年から有りますがちょっとツナよりの柔らかいキャスティングロッドでした。
ものすごく偏ったレビューですので、万人向けしない内容で申し訳ありません。
気になる方の参考になればと思います。